最近誕生日を迎え、ひとつ歳をとった。 子どもの誕生日というのは親にとっては感慨深いものだけれども、彼に関しては、普通よりもその感慨がより深い。 来年、再来年、5年後、10年後、ずっと祝えるとよいなと思う。
2019年もあっというまに後半戦に。 退院後はとくに何事もなく、楽しく高校生活を送っている。 親としては気になるので、たまに首元とかを確認するのだが、「もう治ったから大丈夫」という。 病型的に再発が気になるのだけれども、本人はみじんも気にしていな…
特になにかがあるわけでもない、普通の一日。 なにもないということを示すために書いてみた。
およそ月に一度の診察。 血球値が正常に戻るまでにはまだまだ時間がかかるというものの、バクタなどの薬は今回処方されたものを飲みきったら終了、ということに。 いよいよ「治療」の終わりが見えてきたことを素直に喜びたい。 が、そこからは再発の恐怖との…
わかりますか? この感覚。 いつか手からこぼれ落ちていくんじゃないかという。 考えるとそうなってしまうのでは? と思いつつも、この思考から逃れられない。
前回維持療法が完了した旨を書いてからこれまで、なんにも特別なことがないありきたりな2週間だった。 なにもないとなにか非日常な感じもするが、病気が判明した当時に一番取り戻したったのは、こういうなにもないありきたりな一日だった。
昨日の通院で、昨年の春に退院してからおよそ1年間継続した維持療法を終えた。 これからは抗がん剤の服薬はせず、落ちている免疫が回復するまでの感染を防ぐための薬を数ヶ月継続する予定。 なので、今日の朝、体調不良時に飲めずに余っていたロイケリン散を…