悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

クローン病の親の子が悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)に。 今の暮らしを日々伝えていくことが、同じような病気を抱えて暮らす人の何らかの助けになればと思っています。

不安そうな顔をしていたのが印象深い。つかず離れず見守りたい

今日病室に入って目に入った息子の顔は、泣きそうなのを堪えているような顔だった。

副作用が出始めて体調的にしんどくなってきているのがメンタルに影響しているのもあるんだろう。

自分が過去にクローン病で入院していた時も、いくらポジティブに考えようと思っても「今しんどい」「痛い」「キツイ」というものがそういったポジティブな感情を根こそぎさらっていってしまうということを何度も経験していたので、おそらくそういう感じなんだろうなと思う。

ポジティブに考えたり、ネガティブに考えたり、それを繰り返しているうちに金属疲労のようにだんだんと心の強度が落ちていってしまう。

人はそれを個人の強さや弱さに帰結させたりするけれども、それは違って。

色々吹っ切った先にはまた違う光景があるというのは、それもまた自分の経験としてわかるんだけれども、今まさにその渦中にいる人にとってはそれが全てであるわけで。

体力的にも精神的にもしんどいだろうから、あまり干渉しすぎず、とはいえ離れすぎずで見守っていきたいと思う。

悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

「今、しっかり暮らしているよ」ということを日々伝えていくことが、同じような病気で悩んでいる人を勇気づけることになるだろうとの想いから、病気に関する考察や治療に関する情報よりも、日記的な記述が多くなっています(そもそも医学的・専門的な知識がない中で、正確なことは書けないし)。

病気や治療で投与する薬剤や各種支援制度についての記述も稀に行いますが、相対的に情報の正確性が高いと思われる政府機関をはじめとした公的機関からの引用や、それらへの参照に限るように心懸けています。

上記のように、記載内容の正確性や信頼性には一定の配慮はしていますが、必ずしもそれらを保証はしません。

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