悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

クローン病の親の子が悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)に。 今の暮らしを日々伝えていくことが、同じような病気を抱えて暮らす人の何らかの助けになればと思っています。

まさかの内服拒否

自宅での治療に入ってから、抗がん剤としては

  • 毎日眠前のロイケリン
  • 週末眠前のメトソレキセート

の2種を飲み続けることになっているのだけれども、まさかまさかの内服拒否が知らないところで起きていたことが昨夜判明。

薬包を持って、洗面所で飲むよと洗面所に行って出てくるまでの時間が妙に短かったのが気になったので、ゴミ箱を見てみたら、予感的中。

開包していないままのロイケリンがゴミ箱に捨てられているのを発見。

聞くと、粉薬を飲むのがどうしても苦手で気持ち悪くなってしまう(飲む際の瞬間的な気持悪さで、薬の作用によるものではない)から、飲んだふりをしてしまう日が数日あったそう。

もはや記憶レベルなので何日飲んでいない期間が続いていたのかを正確に確かめる術はないものの、これがいかに重要な薬で、飲まないことによってどんな悪いことが起こるのか(正確には起こる可能性が上がるのか)について、1時間ぐらい説教した。

そして、飲みづらいならオブラートの包みに入れるなどの工夫はできるから、ということで決着した。

たまたま今日が通院の日だったので医師にそのことを報告すると、服用期間を計画より延ばしましょうということで、すんなり話は終わったらしい。

推測するに、こういったことは良くあることなんだろう。

ちなみに本人からなぜ飲まなかったのか? を聞く過程で「ずっと薬を飲み続ける生活から解放されたかった」主旨の発言があった。

そこは確かにそうで、親としても生活に制限が出ている状態をとても可哀相に思うけれども、とはいえ制限のない生活に戻るための今の制限なので、そこは目的意識をもって頑張っていこうという話をするしかなかった。

今日の診察では、血液検査的にはとくに問題がなさそうで、ここしばらくの肺の影についても呼吸器専門の医師の見立てとしても腫瘍ではないということで、まずは一安心。

ほんとに、色々なことがあるもんだ。

悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

「今、しっかり暮らしているよ」ということを日々伝えていくことが、同じような病気で悩んでいる人を勇気づけることになるだろうとの想いから、病気に関する考察や治療に関する情報よりも、日記的な記述が多くなっています(そもそも医学的・専門的な知識がない中で、正確なことは書けないし)。

病気や治療で投与する薬剤や各種支援制度についての記述も稀に行いますが、相対的に情報の正確性が高いと思われる政府機関をはじめとした公的機関からの引用や、それらへの参照に限るように心懸けています。

上記のように、記載内容の正確性や信頼性には一定の配慮はしていますが、必ずしもそれらを保証はしません。

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