第6クールの投薬も終わり、あと2回の入院で治療が一区切り、あとは通院での治療だ! と思っていたら、いまやっている地固め療法のあとにもう一つ入院治療があったのを無いものと勘違いしていた......というオチ。
よくよく確認してみると、第3クール(地固め療法開始時)に、そのあたりの計画が記載された紙をもらっていた。
第8クール後は、その紙によるとおよそ1ヶ月半程度の治療。これで今年度中に学校に戻るという夢は完全になくなってしまった。わりと凹む。
確かに入院時にはおよそ1年は入院治療だと言われていたので、その通りといえばその通り。どこで勘違いしちゃったんだろう? そうなってほしいという願望が事実にすり替わってしまったんだろうな。
とはいえ、とはいえ、これも治癒にたどり着くために必要な過程。
1年という期間はとても長くて、それが丸々失われてしまうのは確かにやるせない。
けど大人になってからの1年には「あー、あっという間に過ぎちゃった。今年はなにもできなかったな」などと振り返るものがあることを考えれば、この1年が今後生きていくために必要なとてもとても重要な1年であるというのは間違いないわけで。
多感な時期のこの経験が彼のこれからの人生にどういう影響を与えるかはまだわからないけれど、最近の精神状態や言動をみる限りでは、けして悪い影響ばかりではなく、むしろ良い方向に成長する材料になっているのではないかと思う。
いずれにしてもちょっと気持ちを切り換えて、引き続き今後の治療のサポートをしていこうと思う。