悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

クローン病の親の子が悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)に。 今の暮らしを日々伝えていくことが、同じような病気を抱えて暮らす人の何らかの助けになればと思っています。

大きな勘違いをしていた

第6クールの投薬も終わり、あと2回の入院で治療が一区切り、あとは通院での治療だ! と思っていたら、いまやっている地固め療法のあとにもう一つ入院治療があったのを無いものと勘違いしていた......というオチ。

よくよく確認してみると、第3クール(地固め療法開始時)に、そのあたりの計画が記載された紙をもらっていた。

第8クール後は、その紙によるとおよそ1ヶ月半程度の治療。これで今年度中に学校に戻るという夢は完全になくなってしまった。わりと凹む。

確かに入院時にはおよそ1年は入院治療だと言われていたので、その通りといえばその通り。どこで勘違いしちゃったんだろう? そうなってほしいという願望が事実にすり替わってしまったんだろうな。

とはいえ、とはいえ、これも治癒にたどり着くために必要な過程。

1年という期間はとても長くて、それが丸々失われてしまうのは確かにやるせない。

けど大人になってからの1年には「あー、あっという間に過ぎちゃった。今年はなにもできなかったな」などと振り返るものがあることを考えれば、この1年が今後生きていくために必要なとてもとても重要な1年であるというのは間違いないわけで。

多感な時期のこの経験が彼のこれからの人生にどういう影響を与えるかはまだわからないけれど、最近の精神状態や言動をみる限りでは、けして悪い影響ばかりではなく、むしろ良い方向に成長する材料になっているのではないかと思う。

いずれにしてもちょっと気持ちを切り換えて、引き続き今後の治療のサポートをしていこうと思う。

悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

「今、しっかり暮らしているよ」ということを日々伝えていくことが、同じような病気で悩んでいる人を勇気づけることになるだろうとの想いから、病気に関する考察や治療に関する情報よりも、日記的な記述が多くなっています(そもそも医学的・専門的な知識がない中で、正確なことは書けないし)。

病気や治療で投与する薬剤や各種支援制度についての記述も稀に行いますが、相対的に情報の正確性が高いと思われる政府機関をはじめとした公的機関からの引用や、それらへの参照に限るように心懸けています。

上記のように、記載内容の正確性や信頼性には一定の配慮はしていますが、必ずしもそれらを保証はしません。

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