悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

クローン病の親の子が悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)に。 今の暮らしを日々伝えていくことが、同じような病気を抱えて暮らす人の何らかの助けになればと思っています。

もう悪い細胞は残ってないと思う。とぼそり。

第7クールの投薬を終えた日に、息子がぼそっと言ったこと。

もう治療がいやだからというわけでもなく、ほんとにそう思って出たようなそんな言葉。

「いや、それでも残っているかもしれないから、念のためもう少し治療するんだよ」とは伝えるものの、一方でそういった感触・感想を持つこと自体はけして悪くないなと。

単なる本人の感覚でそこにはなんの根拠もないけれど、ただ治る・治っているというポジティブなイメージを持つことは、治療が良い方に働く要因ではないかと思う。

何かの本だか記事で読んだけれど、治療の効果は本人の精神状態に大きく左右され、楽観的な人ほど同じ治療でも効果が高いらしい。

それもまた確かではないけれども、とはいえ日本にも「病は気から」という言葉があるとおり、経験則としてそういうものが確かにあるんだと思う。

ほんと、残ってないといいよ。うん、残ってないよ。

悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

「今、しっかり暮らしているよ」ということを日々伝えていくことが、同じような病気で悩んでいる人を勇気づけることになるだろうとの想いから、病気に関する考察や治療に関する情報よりも、日記的な記述が多くなっています(そもそも医学的・専門的な知識がない中で、正確なことは書けないし)。

病気や治療で投与する薬剤や各種支援制度についての記述も稀に行いますが、相対的に情報の正確性が高いと思われる政府機関をはじめとした公的機関からの引用や、それらへの参照に限るように心懸けています。

上記のように、記載内容の正確性や信頼性には一定の配慮はしていますが、必ずしもそれらを保証はしません。

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