ちょうど退院して1ヶ月。
内服の抗がん剤の量を増減したりなどの微調整はありつつも、治療的には特に大きな問題もなく過ごせた1ヶ月だった。
その一方で。
先日のFDG-PET/CTで肺に影?
がんの活性を調べる検査としては特に問題がなかったものの、肺に肺炎のあとらしき影があったとのことで、次回外来のタイミングで念のためにCTをとることに。
なにか大きな問題があるようならば次回外来を待たずに最短で検査が設定されると思うので、検査日程の設定からも、念のためということであるのは(医師の言葉以外でも)理解できるのだけれども、とはいえやはり心臓に悪い。
がん患者は治療終了後もずっとがんの再発の恐怖と闘うことになるというのは、治療中にそういった方達で構成される任意団体の記事などを読んで理解していたものの、ほんとうにそうなんだなと実感。
入院治療の終了、通院治療の終了はたしかにひとつの節目として祝うべき日であるけれども、ほんとうの意味で安心して過ごせる日というのはおそらくもう来ない。
生活習慣病の多くのように、自己努力である程度コントロールできるならさておき、自己の努力の域を出て、再発するかどうかはある意味「運」であるというのもまたやるせない。
まあ起こってもいないことを想像して右往左往しても意味がないのはよくわかっているので、少しずつ慣らしていきたいとは思う。
一方で、楽しいゴールデンウィーク
とはいえ一方で、ゴールデンウィーク。
なんだかんだで免疫力は低下しているので、人ごみには行かないようにと指導されているので、車でドライブ程度だけれども、みんなでなんの(短期的な)心配もなく純粋に楽しめる連休。
日帰りで好きな海鮮など食べつつ、長い治療で溜まったストレスを解消させてやりつつ、連休明けの学校に備えられればいいなと思う。