悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

クローン病の親の子が悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)に。 今の暮らしを日々伝えていくことが、同じような病気を抱えて暮らす人の何らかの助けになればと思っています。

10億年家にいたい

第6クールの治療のために入院する息子の言葉。

そうだよね。嫌だよね。行きたくないよね。

辛いのがわかりきっていて、それでも行けるというのはなかなかないもの。

この言葉を聞いたとき、昭和の戦争で生きて帰れないと知りつつ旅立つ若者と送る親がどういう心境だったのかを考えた。

だれもがそうなりたくないと思いつつ、それでもそれを受け入れたのは、何かしらの狂気があったからだと確信する。

政治思想や特定の宗教に依った発言はしたくないけど、ついついそういったことに思いを馳せずにはいられない、そんな言葉だった。

悪性リンパ腫の子とクローン病の親と。

「今、しっかり暮らしているよ」ということを日々伝えていくことが、同じような病気で悩んでいる人を勇気づけることになるだろうとの想いから、病気に関する考察や治療に関する情報よりも、日記的な記述が多くなっています(そもそも医学的・専門的な知識がない中で、正確なことは書けないし)。

病気や治療で投与する薬剤や各種支援制度についての記述も稀に行いますが、相対的に情報の正確性が高いと思われる政府機関をはじめとした公的機関からの引用や、それらへの参照に限るように心懸けています。

上記のように、記載内容の正確性や信頼性には一定の配慮はしていますが、必ずしもそれらを保証はしません。

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